こんにちは!ホザね~ブログのホザね氏です。
この記事では
編入試験の数学難しそうだし、どんな範囲から出るのかよくわからない。
どんな参考書を使えば効率よく編入試験の対策をできるか教えて!
という人の疑問やおすすめの参考書、勉強法を解説していきます。
大学編入試験の数学はしっかりと対策をして臨めば80点は確実に狙えます。編入試験で80点も取れれば確実に合格圏に入り、その分を他の専門科目やTOEICの時間に費やすことができてトータルでの点数向上が狙える科目です。
- 数学が苦手でも確実に80点をとれるための勉強方法4step
- どんな参考書で勉強すればいいのか?
この2点を中心に解説していきます
高校時代から数学が苦手だったホザね氏も編入試験の受験勉強時代に大学レベルの数学がわからなく四苦八苦していました。ここでは当時、情報収集して実践して実際に点数が伸びた勉強法を紹介します。
このブログを読めば、「数学苦手だけど勉強の方向性がわかった!」、「この参考書が編入試験対策でおススメなんだ!」と疑問が解消されますよ!
編入試験での出題範囲は
大学編入試験の数学ではかなり出題範囲が狭く、多くの大学では「微分積分」「線形代数」が必須でそれにプラスでいくつかの分野しか出題範囲がありません。
必須となる「微分積分」「線形代数」もさらに細かく内容ごとに細分化すると
微分積分…微分法、不定積分、定積分、級数、偏微分、重積分
線形代数…行列、行列式、線形写像、空間ベクトル、固有値、内積
どこの大学でも「微分積分」「線形代数」は必ず出題されこれに「微分方程式」「複素解析」「ベクトル解析」「フーリエ解析」「ラプラス解析」などが主に難関大学で出題範囲に追加されます。
「微分方程式」「複素解析」「ベクトル解析」「フーリエ解析」「ラプラス解析」
数学の分野の中でも受験する大学で出題されやすい分野が存在します
編入試験のテストを作る人は主にその大学の教授です
教授が毎年作成しているわけですから、教授が退職して作成者が変わったなどと言う事情がない限りは早々、問題出題の傾向が大きく変わることはありません。
ということは解き方さえ覚えてしまえば数学の試験はどんな形式になっても解けてしまうわけです!
基本的に数学は出題されたことのある問題に似たものや形式が同じものがほとんどなの点数は取りやすい教科です
どんな勉強法がおすすめ?
大学の数学は高校の時に比べて難易度は高くなっており、定義などを見ても理解できないことが増えてきます。
逆に言えば、数学の難易度が上がったという事は問題のバリュエーションは高校の数学より格段に少なくなっているということです。
そうなると、問題の解き方をパターン化していくのが一番効率的になってきます。
ですが、今回は「高校の数学が苦手です」や「高校の内容をあまり覚えていません」という人向けに書いているので大学の内容の前に軽く高校の内容を復習することから始めます。
分からないという事実を認めたくない人もいるかもしれませんが基礎の基礎から一つずつ潰していった方が理解度が段違いで素直に高校の内容から始めましょう
それも含めて勉強法を4stepで紹介していきます。
step1.基礎的な定義を理解していく
「高校の微積分は大丈夫!」という人はstep2に行っても全然大丈夫です。
高校の内容を理解すると言ってもやるのは微分積分の範囲だけでOKです。それ以外は複素数が複素解析で直接的に使うくらいでほとんど出ないといってもいいです。
また、微分積分でも「グラフを描きなさい」などと言う高校の頻出問題は編入試験ではあまり出ることは無いので三角関数、合成微分などの導関数の微分や導関数の定義に従った微分、積分では部分積分や置換積分を中止に復習すればよいと思います。
高校の内容が必要なのは基本的に微分積分だけなので2週間ほどでマスターしてしまいましょう!
step2.大学基礎の定着
高校の内容まバッチリと言う人は大学の内容に入っていきます。
大学の講義で数学を履修できる人は必ず履修し、授業の方を中心にテスト対策をすれば自ずと基礎は身につくはずです。
編入試験の対策とは別に普段の授業の理解度で過去問の解答を見たとき、「あー、こんな風に公式を組み合わせてるのか!」と解説を理解できるくらいになるので普段の授業はおろそかにしないことが基礎の定着に最も有効です!
もちろん、大学の講義内で習っていない公式なども過去問や参考書内に出てくるのでそのたびに参考書で演習を繰り返すのが有効です。
step3.過去問の把握
step3ではいきなり過去問を解いてみましょう。
過去問はどんな問題が出るのかを把握することが目的とします。
過去5年分の過去問を編入したい大学から取り寄せてどの分野が中心に出題するかを把握してどれの分野を中心に対策すればよいのか、問題数に対してどれくらいの時間配分ができるのかなどを把握して問題演習の時に意識しながら解いていくのがよいと思います。
「本当に過去問から出たところから出題されるの?」
先ほども言った通り、編入試験のテストを作る人は主にその大学の教授です。定期試験で過去問と同じような問題が出ることが多いように編入試験でも同じことが起きます。
過去問を信用するのは怖いという人もいるかもしれませんが、その分他の分野に時間を割いて不合格だったとなったら元子もありません。過去問で分析した分野と自分の苦手にしている分野だけに対策をして置くのがよいかもしれません。
step4.兎に角、問題を数こなす
過去問を解いて、出題傾向をしっかり把握したならばその分野の問題をとにかく問題を解きまくります!
最終的には数学は数をこなした人が点数が高くなります。いくら定義や公式を覚えていても使えなければ意味がありません。問題を見てから解答の道筋が立つくらいにして置くのがベストです
問題を解くときパッと見て分からないならすぐに解答を見ても構いません。むしろ、その状態であればいくら考えても答えは出ることは無いのですぐに解答を見て解き方を覚えてしまいましょう。
2~3回目以降で途中まで分かって、4~5回目で完全に解答することができるようになります。
これを繰り返して、問題を見ただけで解答までの道筋が分かるようになれば編入試験でも怖いものなしです!
おすすめの参考書4選
数学編入徹底解説
「編入数学徹底研究」は編入試験を経験した人のほとんどが使用したことのあるほど編入数学の参考書としてダントツでおススメしたい参考書です。
問題数自体はそれほど多くない変わりに解説が充実しており、問題を繰り返し解きたいときにちょうどいい参考書です。
章末問題には過去問が乗っており、例題に比べて難易度は上がっていますが例題が解ければ理解できる内容なので力試しに解いてみて自分の実力を確認してみてください。
編入数学徹底演習
「編入数学徹底演習」は「編入数学徹底研究」よりも難易度が高いのに加えて問題数も多く実力を付けるのにおススメの参考書です
「編入数学徹底研究」に比べて解説が省かれている部分が多いので基礎をある程度理解していないと解説を読んでも分からないところも出てくるので基礎を固めてから取り組みましょう
編入の微分積分徹底解説
「編入の微分積分徹底解説」は微分積分に特化させた参考書であり「編入数学徹底研究」に比べて微分積分の範囲をさらに細かく分けて対策された参考書です。
「編入数学徹底研究」と同様に問題の解説が非常に詳しく章末にある過去問は解きやすくなっています
微分積分が苦手な人や特定の分野の演習をしたい人におススメです。
編入の線形代数徹底解説
「編入の線形代数徹底解説」は線形代数に特化させた参考書であり「編入数学徹底研究」に比べて線形代数の範囲をさらに細かく分けて対策された参考書です
「編入数学徹底研究」と同様に問題の解説が非常に詳しく章末にある過去問は解きやすくなっています
線形代数が苦手な人や特定の分野の演習をしたい人におススメです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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